ボサノバレコードダイアリー

ラウンジDJを目指す、遅咲きのレコードコレクト日記

Getz Au Go Go

ジャズサックス奏者のスタンゲッツさんが、ボサノバ女性歌手アストラッドジルベルトを招いて、ニューヨークのジャズカフェcafe au go go

で1964年に演奏したライブアルバム。言われてみれば、こちらもジャズマンなボッサな感じがします。

20年前に購入して一度手放したものの、今回再購入した一枚。アメリカジャズボッサのクールさが、アストラッドのあどけなさを優しく包み込む感じが、忘れられず、また聴きたくなりました。

 

ワンノートサンバやテレフォンソングなどが好きだけど、アルバム全体を通して聴くのがやはり好き。Stan Getz Astrud Gilbert / Getz Au Go Go

 

 

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BUD SHANK & his brazilian frends Joao Donato

アメリカのジャズマンサックスプレイヤー、バドシャンクさんによる、ブラジルのピアニスト、ジョアンドナードさんとギタリスト、ロジーニャとのセッションアルバム。

ジャズマンと知ってから聴くからか、ドラムのリズムやサックスは、サンバだけどジャズよりに聴こえてきます。きっと叩き方の微妙な感じが違うんでしょうね。

そんな中でもロジーニャの演奏は彼女らしさが出てました。彼女自身のアルバムに収録された曲と同じ曲だからか、似てますね。

 

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manfredo fest trio

ピアニスト、マンフレッドフェストさんのトリオ名義の初アルバム。通称、マンフレッドの黒いやつ。1965年のRGEより。全体を通して高速ジャズサンバがうなります。ピアノが全面に、というよりはリズムの緩急や決めのところで、ドラムのエイトルグイさんやベースのマチアスマットスさんとの息をバッチリ合わせてくるところあたりにかっこよさを感じます!

 

b2 impluso、トリオの息のあったプレイ。フェストの鍵盤を飛び跳ねるように奏でるメロディ。大好きです。

 

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O Fino da bossa

サンパウロパナマウントシアターで1964年に開催された、RGEアーティストのライブ音源になります。ロジーニャ、ワンダサー、アライデコスタ、ジンボトリオ、パウリーニョノゲイラ、ナラレオン 、オスカーカストロネヴィス、アナルシア、ジョルジベンと大御所たちが演奏しています。

 

お気に入りはパウリーニョさんのメドレーとアナルシア。パウリーニョさんは、以前紹介したグルグル巻きジャケのアルバムから、ギターインストメドレーを演奏してます。メドレー最後のボッサナプライアでは、リズム隊のテンポが一瞬だけ早くなります。それでもギターのリズムを合わせて、そこから徐々にテンポを落として行くところが、スキルの高さを伺えます。ライブっぽくて好きです。

アナルシアさんのTem Doのライブもジャズサンバな演奏で素敵です。原曲はアルバム canta tristeに収録。原曲よりもライブ盤の方がノリが良くて好きです。

 

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エレンコのレコード内袋 、インナースリーブ

下北沢のELLA Recordsさんにて。

シルビアテレスさんのレコードを試聴したところ、レコードの内袋を見つけてビックリ!エレンコ の大きなマークがあるではないですか!エレンコと言えば、ボサノバを語る上で欠かせないレーベル。中でも白黒赤を基調としたレトロなジャケットが有名。私も大好きです。

そんなエレンコの内袋の存在は見たことも聞いたこともなかったし、この先巡り逢えるか分からなかったので、初めは買わなかったものの、忘れられずに一ヶ月後に購入。残ってて良かった、家宝として、大事に飾りたいと思います笑。ある情報筋の方に伺ったところ、初期の作品にはついていたとか。但しレコ屋での外見だけだと分からないですし、実際付いてない方が多そうなので、見つけたらラッキーアイテムかも知れないですね^ - ^

 

 

 

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luiz Bonfa Bonfa Nova!

1964年の映画「Santo Módico」のサウンドトラック録音のためパリに来ていたボンファが、仏フォンタナに残した1枚、からの7インチ。

 

Bonfa Nova は名前の如く、ボサノバリズムにボンファのギターが静かに力強く響きます。超絶かっこよい一枚。

 

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Vinicius + Bethania + Toquinho / la Fuga

ヴィニシス 、マリアベターニア、トッキーニョの三人が、アルゼンチンの音楽カフェ、ラフーガで1970年に演奏したライブがあまりにも好評だったので、スタジオ録音したのがこのレコードだそうです。

 

三人の掛け合いが随所にあらわれるステキなレコードです。中でも好きなのはこの二曲。

 

ア トンガ

ヴィニシスとトッキーニョの談笑からはじまり、軽快なリズムの演奏をバックに歌が入ります。サンバでもボサノバでもなさそうな、この曲のリズムがとても新鮮。

 

テスタメント 遺言

ヴィニシス とトッキーニョの曲で、元々は歌入りなのですが、このアルバムではトッキーニョのギターインスト。哀愁サンバですね。メロディをしめやかに、だけどリズミカルに演奏しています。

 

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