ボサノバレコードダイアリー

ラウンジDJを目指す、遅咲きのレコードコレクト日記

sansa trio / vol.2

ブラジルのピアニストJosé Briamonte(ジョゼ・ブリアモンチ)率いるSansa Trioのセカンドアルバム。1966年リリース。管楽器を使っていた前作と違い、本作では全ての楽曲をトリオ編成で演奏。

 

どの曲も高速ジャズサンバ。高速だからといってただ単調ではなく、タメを入れることでさらなるビート感を感じます。楽器の一つが常にメインを張るというよりは、演奏に合わせてピアノ、ベース、ドラムが入れ替わりで前に出る感じ。三人の高いスキルは元より、高いコンビネーションが成せる技。

 

聴きどころは、ドラマーAirto Moreira(アイルト・モレイラ)さんのドラミング。軽快なジャズサンバのビートに合わせ、スネアドラムのリムでしょうか、カカカカカと随所で鳴り響く。野生的で土着的、型破りなドラミング。これぞジャズサンバ、ジャズでサンバを奏でるとこんなに気持ちが高なるんですね。

 

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