ボサノバレコードダイアリー

ラウンジDJを目指す、遅咲きのレコードコレクト日記

番外編 ボサノヴァの詩を読む会。

先日たまたまTwitter経由で「未だCD化されていないボサノヴァをレコードで聴く会」のことを知り、参加してきました。ラテン文化サロン「Café y Libros」(東京・品川区)でほぼ毎月行われているイベント「ボサノヴァの詩を読む会」のスペシャルエディション、ということ。

 

未CD化の7インチレコードを沢山聴き、曲やバンドの誕生背景や歌詞について知ることができた。ボサノヴァの歌詞を分からないままなんとなく聴いてきた自分にとって、今回訳詞を知ることはとても良い体験で、今後はより大切にレコードを聴いていきたい、かけていきたい、紹介していければと思いました!

 

このブログで紹介した、メシアスの7インチがピックアップされてテンションあがりました。sem bossa という曲ですが、ボッサじゃない、という意味らしく、ボッサじゃない曲をボサノヴァで演奏するあたりカッコ良いですね。

 

主催者の福嶋さんや麻生さんは、存じ上げていませんでしたが、レコードトークで一気に仲良くしてもらいました^_^きけば知る人ぞ知る有名人ですね、とても気さくで一気に打ち解けました!

 

http://www.cafeylibros.com/classes/音楽/「ボサノヴァの詩を読む」講座/

 

f:id:ogikubossa:20180827195404j:image

 

番外編 レコードをiPhoneに直接録音する方法

今巷にターンテーブルにUSB端子が付いていて、そこにiPhone端末を接続して直接録音できる機材がある。しかし自分が持っているターンテーブルとミキサーは20年前のテクニクス。勿論USB端子はない。昔はレコードをパソコン経由で落とし、CD-Rに焼いていた。今はスマホの時代なので、パソコンを経由したくない。又、やっぱり自分のDJミックスを作りたいので、手持ちの機材を最大限に活用してiPhoneに直接録音したいと思い、方法を探してたところ、あったのです。

 

私は、「irig HD 」というiPhone録音用のオーディオインターフェースと「djm rec 」というパイオニアのDJ用の録音アプリで実現しました。「irig HD」はギター音をiPhoneに録音する機材ですが、DJミキサーからでもいけるのではと思い、ミキサーのアウトプットの赤白RCA端子を一つに変換するケーブルを使って、さらにステレオミニプラグを普通のプラグに変換して「irig HD」に挿しました。「irig HD」からiPhone7へは内蔵ケーブルで接続。

 

録音アプリはパイオニアのdjm rec 。ミックスクラウドなどに、これまたパソコンを経由せずにアップロードできる、素晴らしいアプリになのです!本来はパイオニアの専用djミキサー  用のアプリなのですが、私の20年前のテクニクスのdjミキサー  でも録音に使えました!

 

さあ、これでミックスを録音できる環境は整いました!後は自分のミックスを作るだけ。楽しみです。乞うご期待^_^

 

このやり方は安価でかつ、手っ取り早いと思います、興味ある方は是非試してみてください!

 

http://www.ikmultimedia.com/mobile/products/irighd/

 

https://www.pioneerdj.com/ja-jp/product/software/djm-rec/dj-app/overview/

 

f:id:ogikubossa:20180826204822p:image

 

 

 

milt jackson jazz 'n' samba

ブラジルのボサノバがアメリカのジャズマン達によって、消化されていった。サンバの情熱的ともボサノバの哀愁とも違う、クールさを感じました。

 

B面 kiss and run ボーカルのリリアンさんのクールな声が最高なジャズボッサです。

 

f:id:ogikubossa:20180817165754j:image

f:id:ogikubossa:20180817165926j:image

f:id:ogikubossa:20180817165935j:image

 

f:id:ogikubossa:20180817165819j:image

 

 

 

 

 

paulinho nogueira A nova bossa é violão

サンパウロ出身のギタリスト、パウリーニョさんより。同じくギタリストのトッキーニョさんの師匠だとか。ジャケットのグルグルとは一見合致しない、柔らかなギターの音色で、優しい声。とてもよいです。

 

A1 Bossa Na Praia

 geraldo cunha pery ribiero の曲で、有名なバージョンはアストラッドジルベルトさんでしょうか。ギターのインストで、とても心地良いボッサです。

 

 

f:id:ogikubossa:20180813080707j:image

 


f:id:ogikubossa:20180813080711j:image

bossa nova 67 JAPAN!

ボサノバはブラジルで誕生し、アメリカを得て世界中にブームが広がって行きました。日本も同じで、このレコードはアメリカ修行帰りの日本を代表するジャズマン、ナベサダさんによる67年の録音だそうです。

 

かなり盤反りして音飛びし、聴ける曲が少なくて残念なのですが、、フライミートゥーザムーンとソダンソサンバ聴けました。サックスが柔らかであり、バックの演奏は情熱的であり、アドリブしまくりで、たまにメロディに帰ってくる。凄く新鮮でよいです!

 

今もご活躍なさられているそうで、凄いですね、神ですね!

 

f:id:ogikubossa:20180730185134j:image

 

f:id:ogikubossa:20180730190710j:image

 

 

 

 

 

walter santos bossa nova !

walter santos さんとの出会いはコンピ velha bossa nova より。美しい声と柔らかなギターのでジャズサンバな感じで一気にファンに。LPは2枚出しており、コンピに収録されているsamba proenca pedrinho が収録されているcaminho と 今回のbossa  nova 。A1.samba soのミディアムテンポのボッサが良すぎて、こちらのアルバムにしました。きけば、若かりし日にジョアンとバンドを組んでいたとか。納得!

 

f:id:ogikubossa:20180723081907j:image


f:id:ogikubossa:20180723081912j:image

wanda sa のsoftly 日本盤ep

ワンダジサーさんとの出会いは確か90年台後半頃でした。再発盤がリリースされ、ボサノバ入門者的な売られ方をしていて、当時は(とんがっていたんでしょうね笑)流行を逆に敬遠してたので、聴いてませんでした。今回ギタリストのロシーニャさんが参加していることもあり、デビュー作のvagamente、softlyと聴きました。印象的なのは低く透き通ったワンダさんの声とバックの演奏の質の高さ。二作品から、ボサノバがブラジルからアメリカに渡り世界中に拡がる息吹みたいなものが感じ取れて良かった。当時の自分に聞かせたい。でもこの良さは分からないかも。

 

f:id:ogikubossa:20180721015456j:image


f:id:ogikubossa:20180721015501j:image


f:id:ogikubossa:20180721015508j:image


f:id:ogikubossa:20180721015505j:image